キャリア教育マーケティング
多様な背景を持つ社員を生かした「キャリア教育マーケティング」はできないか。
昨晩寝る前にふと思いついた。
きっかけは、ライフネット生命の中田華寿子さんの著書『10万人に愛されるブランドを作る!』
- 作者: 中田華寿子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2012/04/20
- メディア: 単行本
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新宿紀伊国屋書店でぱらぱらと立ち読みをし、自分だったらライフネット生命のためにどんなことができるのか、著者のように熱意を持ってマーケティングができるだろうか、とどこか焦りを感じた。
そんな中、キッザニアが大人気であり、中学生の職場体験学習が当たり前のように広がりをみせる中、小中高校生に向けてキャリア教育の機会を提供したマーケティングが有効なのではないかと感じた。
つまり、小中高校生にライフネット生命の社員のファンになってもらうことで、彼らの親御さんや兄弟、友人や先生にもファンになってもらうという試みである。
なによりも生き生きと働く社員がどのような背景をもってその会社で働いているのか、どんな気持ちで働いているのかを知ることが、彼らにとっていい刺激になると思う。
もちろん小中高校生側にニーズがあるかどうか、また社員側にその時間が作れるかどうかという現実的な問題はあるだろう。
しかし、私には子どもの将来を真剣に考える人ならば、きっと受け入れてくれるだろうという確信がある。
公立校が厳しいようなら私立学校を起点にしてもいいし、民間の塾を起点にしてもいいと思う。
なぜならば、おそらく教育を真剣に考えている人たちには、子どもにとって意味のありそうなことは積極的に受け入れようとするだろうという熱い共通認識があると思うからだ。
このようなことが浮かんだのは、「よのなか」科を作り、ナナメの関係を学校教育に積極的に持ち込んだ、東京都初の民間人校長の藤原和博さんhttp://www.yononaka.net/や、私自身も学生時代に参加したNPO法人の「カタリバ」http://www.katariba.net/の影響があるのかもしれない。
素人ながら、カタリバのスポンサーでもあるベネッセとも、今後資本提携してもおもしろいのではないかと思う。リクルートと客層が重なるのかもしれないが
想いを持った親御さんや教師、教育関係者から子どもへ、その子どもから後輩へ、そしてそれらの子どもが大人になったらその子どもへ・・・
究極の「ファンができるしくみ」ができる気がする。
妄想かもしれないが、できる気がする。
resourceful
追記
4/26のカンブリア宮殿のモクモク手づくりファーム(三重・伊賀)の放送でも、「ファンづくりマーケティング」がされていたと思う。
お客様=仲間と思っている、という言葉が印象的だった。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20120426.html