ココナラ出品（話を聞く編）

お金を支払ってでも聞いてほしいことがある方、私に仕事をください。

下記の内容で、「ココナラ」 http://coconala.com/home というスキルのフリーマーケットに出品しました。

★★★

サービス内容
これは実験的なサービスです。きっかけはあるブログ。引用します（　）内は私の補足。

「聞くこと」には確実な需要が見込めるけれど、「お金を支払ってでも聞いてほしい」という人は、案外少ない。需要というものは、そこに何かの「いいわけ」を挟まないと、お金に変換するのが難しい。（そして）聞いてもらいたい人は、同時にたぶん、聞く側からは「聞いてもらいたかったのですね」と思われたくない。
→話を聞くことを商売にしかけた自分にとって、これは実に腑に落ちた。

ホームセンターにドリルを買いに来る人は、本当はドリルが欲しいのではなくて、「穴」がほしい。ドリルを買いに来た人に、性能のいいドリルを勧める店員さんは、「お客さんが本当に欲しかったもの」を提供できていない可能性があって、ドリルに詳しくなることとは、もしかしたら「いい店員になること」を遠ざける。
→ヤ○ダ電機などで見ていたいだけの気分のときを思い出した。

購入にあたってのお願い
どんな回答になるか、自分でもわかりません。

再び引用。
昼休み時間になるとやってくる、会社の近くで店を開くお弁当屋さんが売っているものは、「安価な食事」ではなく、「昼休みにちゃんと休める時間」なのだ、という記事を最近読んだ。そうしないと外食に誘われて、結果として長い時間を消費してしまうのだと。近くで売られたお弁当は、お弁当であるのと同時に、外食を体よく断るいいわけにもなっていて、それが価値になっているのだと。
→これもなるほどな、と思った。そういう効果もあるのかもなと。まぁ自分は外回りの営業だったから、あまり深く考えず毎日好きな昼飯食べてたなぁと。

いずれにせよ、とにかくあなたの話を聞きます。
聞いた後何を回答するのか。アドバイスをするのか、問題の原因を探るのか、解決策を練るのか、はたまた単に感想を述べるのか、私にもわかりません。

希望する回答のイメージがある方だけ、事前にお知らせください。

一言PR
あなたが私に仕事をくれるということ、これが本サービスの「いいわけ」です。

なお、本サービスは保険診療の対象外です。
ご購入、お待ちしております。

★★★

人の話を聞く自分"も"好き

「人の話を聞くのが好き」という人には、２つのタイプがあると思う。人の話を聞く自分"が"好きというタイプと、人の話を聞く自分"も"好きというタイプだ。

自分自身を振り返ると、大いに前者だったと思う。それで苦しむときもあった。なんでこの人は私がこんなに話を聞こうとしているのに話してくれないんだろうとか、うまく人の話を聞けない自分はダメなやつだ、と思ってしまっていたからだ。話してくれない人を責めているときもあった。自分は悪くないのにと。聞いてやってんだからちゃんとしゃべれと。

でも今は後者になっている気がする。人の話を聞くのもいいけど、別に聞かなくてもいいよね。気になることだったら勝手に頭に入ってくるし。後でふとしたときに思い出すこともあるし。違う人が同じことをしゃべってるときもあるし。そのときの気分でしっくりくるときもあるし。
意外とあっけらかんと無視したりけなしても大丈夫だよね。結構笑えるし、話のネタになるし。それでも縁がある人とはなんだかんだでつながってるし。お互いにすっきりかかわれてるし。たとえずっと会ってなくても再会したときに普通にかかわれてるし。

自分の話ばかりする人も好き

てか自分の話をしまくってもいいよね。なんか愛嬌出るし。ほんとに嫌いだったり合わない人だったら勝手に離れてくし。サービス精神にあふれてる。「○○は〜」みたいに自分の名前を連呼してしゃべる子も、むかつくけど嫌いじゃない。ずっと自分の話ばっかだったらめんどくせえなぁ思うけど、その場の話のネタとしてはとてもありがたい。場が和む。意外とたまに納得感のあることもしゃべって感動する。TPOをわきまえられたら最強。

「人のことなんかどうでもいい」と思う自分を許せた

端的に言えば、「人のことなんかどうでもいい」と思う自分を許せたんだな。もちろん人の話は聞くし、参考にもする。でもそれはあくまで自分のためであり、自分の生き方の参考にさせてもらうため。自分に正直に生きてる部分がないとどこか無理がくるし、気持ち悪い。自分の中にあるエネルギーをうまく放出してあげないとうつになる。エネルギーの矛先を用意してあげれば、あとは勝手にどうにかなる。親にとってのいい子をやめて、自分にとってのいい子になると楽。

逆説的だけど、人の話をどうでもいいと思っている人ほど相手の話をありのままに聞けてる気がする。芸能人で言えば、YOUさんや有吉弘行さん。マツコ・デラックスさんをはじめとしたお姉の人も、自然とできている気がする。その人の核心にスッと触れる。でも別に荒らさない。ほうっておいてくれる。首根っこをガシッとつかむんだけど、愛のある毒を吐くだけ。気づきを促すだけ。

これはカウンセリングの実験である

これはカウンセリングの実験です。
もしあなたに最近思うことや気になることがあり、身近な人に打ち明けるものでもなく、それでも自分の頭の整理やモヤモヤの発散のためにも話してみたいことがあるならば、このサービスを使ってみてください。

あなたの話に対してどんな反応を返せるかわからない。はたまたあなたを満足させることができるかもわからない。でも、決してあなたを遮りはしませんという思いで、このサービスを出品しました。
あなたの話から受ける印象や感想を、しっかりとお返ししたいと思います。

それではまた。